「World's Wing 翼 Premium 2007」開幕
 タッキー&翼として初のベスト盤発売も待たれる今井翼が、単独で主演・プロデュースするショー「World's Wing 翼 Premium 2007」。8月に大阪松竹座にて好評を博したこの公演が、東京・日生劇場の舞台にも待望の進出。初日にあたる10月3日、公開ゲネプロが行われた。

 ジャニーズ内でもダンスの実力に定評のある翼が、自らアイデアを練り並々ならぬ意気込みで臨んだというだけあって、とにかく踊りっぱなしの2時間半!世界の翼――とのタイトル通り、多様なダンスによって観客を世界各地へといざなう華々しい構成になっている。

 ジュニアを従えての登場から出発し、日本舞踊の要素を取り入れた艶やかな“和”のセクション、ジャズやミュージカルのスタンダードナンバーを洒脱に魅せる“ニューヨーク”編、長いバーを駆使してのダイナミックなダンスと野性味あふれるドラム・パフォーマンスで圧倒する“アフリカ”編、はたまた創世記を思わせる壮大なスケール感の“大自然”編……。要所要所にタッキー&翼のオリジナル曲やジャニーズの先輩らが踊り継いできた伝統のダンスナンバーなどもバランス良く挟み込み、彼のファンもそうでない人も思わず身体を揺すってしまうよう、飽きさせない工夫をこらしている。後輩Kis-My-FtIIらがローラースケートやアクロバットで様々にサポートしたり、女性ダンサー達が力強く舞い踊るジャニーズ・ナンバーというのもまた新鮮。もちろん煌びやかな衣装や大迫力の映像効果も楽しみの一つだ。

 圧巻は後半。開幕前から話題を呼んでいた初挑戦のフラメンコは、この公演のために彼が本場スペインで体験し稽古を重ねたという渾身のパフォーマンス。公演に向け絞られた身体のフォルムと指先まで寸分の隙もない細やかな動きは、はっとするほどのキレを奏で、客席を陶酔させること請け合い。ゲネプロとはいえ、取材陣からは本番さながらに惜しみない拍手が贈られていた。

 そしてクライマックスには、かつて日生劇場でリサイタルを重ねた故・越路吹雪への敬意を込め、翼が「ラストダンスは私に」を丁寧に歌い上げる。独特のしなやかさと重量感を併せ持った踊り手としての技量、そして更に広遠なダンスの世界へ飛び立とうとする、燃えんばかりの情熱。今井翼の目指す“World”とそこへ羽ばたくべき大きな“Wing”を、確かに目撃した気がした。

 「World's Wing 翼 Premium 2007」は10月28日(日)まで、日生劇場にて上演される。


 @ぴあ

 一個人單挑大樑很辛苦捏~!
 Tsubasa加油唷:D
 把你最棒的都表現出來吧!!

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