6月度の『テレビCMタイアップ曲好感度ランキング』が発表され、SMAPの「Dear WOMAN」(「TSUBAKI」)、宇多田ヒカルの「Stay Gold」(「アジエンス」)、安室奈美恵の「NEW LOOK/ROCK STEADY/WHAT A FEELING」(「ヴィダルサスーン」)がトップ3を占めている。期せずしてヘアケア製品のCMタイアップ曲が名を連ねる結果となったが、いずれのCMも、押しも押されもせぬ“トップ・アーティスト”の楽曲を“変わることなく”使用し続けることで、視覚に訴えにくい商品の“安心と信頼感”を効果的にアピールすることに成功した。

 さて、『テレビCM好感度ランキング』の常連である携帯電話。このCMにおいてユーザーに伝えなければならないものは“機能”である。それをわかりやすく伝えつつ、興味を引くように見せなければならない。だからこそ、人気キャラクターや豪華なキャスティングが必要になってくる。視覚に訴えるCMなのだから、自然と音楽もアイキャッチ的な“耳当たりのいい”ものが使われることになるのだろう。そして映像よりも音楽が強く記憶に残ってしまうことはあまり好ましくない。

 一方、ヘアケア製品が伝えなければならないものは“安心と信頼感”である。このシャンプーがいかに髪のためにいいのか、どんな使い心地なのかという、“目で見てもわかりにくい”部分をアピールするために雰囲気作りが重要になってくる。この商品だったら信用できるという“イメージ”を生み出す要素の一つに、そこで使われる音楽も関わってくることは言うまでもない。だからこそ、トップ・アーティストの音楽が鍵を握るのであり、その音楽を定着するまで使うことで、安心と信頼を培うのである。この考えは、資生堂の主力ブランドに成長した「TSUBAKI」、花王のシャンプーのシェアを引き上げた「アジエンス」、女性の絶大な信頼度を保持する「ヴィダルサスーン」の全てに通ずるといえよう。

(2008年5月15日~5月19日、1都6県在住のF1・F2層、各300人、計600人にインターネット調査したもの)

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