5月から全国5大ドームツアーを展開中の人気グループ、嵐が15日、東京ドーム公演最終日を迎え、9月の東京・国立競技場公演を皮切りに11月の上海までアジアツアーの開催を発表した。同ツアーは一昨年に続く2度目の挑戦で4都市8公演を予定。上海はジャニーズのアーティストでは初進出に。また、国立競技場での単独公演はSMAPなどに続く史上3組目。11月にデビュー10年目に突入する嵐が、ますます勢いづく。

 ヒートアップする公演中盤のトークの場面で、ビッグニュースが発表された。リーダー、大野智(26)が「嵐ちゃん、なんと国立競技場でライブやっちゃいまーす」と口火を切り、続けて松本潤(24)が「国立をスタートとして、アジアツアーに行っちゃいます」と明かすと、5万5000人の会場が歓喜に揺れた。

 平成18年に台湾や韓国で初の海外ツアーを成功させ、それに続く2度目のアジアツアー。今回は、9月5日の東京・新宿区の国立競技場を皮切りに11月15日の上海公演まで4都市8公演を予定。総動員数は17万3000人を見込んでいる。

 最終地の上海はジャニーズのアーティストでは初のコンサート実施。また、国立競技場でのコンサート開催は単独アーティストでは平成17、18年のSMAP、19年のDREAMS COME TRUEに続く史上3組目。ジャニーズでは先輩のSMAPに次ぐ2組目の偉業達成だ。

 5月から初の全国5大ドーム公演を展開する嵐。追い風が吹く中で、またデッカイ挑戦に乗り出す。公演前の会見で櫻井は「5大ドームツアーが2008年の一番の大きな挑戦かと思っていた。9月の国立という野外、そして再びアジア。挑戦の年になる。これをきっかけにまた大きくなれたら」と燃えている。松本も「いい10年目に入れると思う」と笑顔を見せた。

 新たな夢を前に5人は、この日も歌に踊りにトークに大ハッスル。中盤、高さ55メートルのバルーンからワイヤで一人ひとり(本人たちの高さは30メートル)がつるされた「ドリームエーバルーン」という“新兵器”を登場させるなどエネルギッシュなステージを展開し、アンコールを含め全32曲を歌いあげた。5大ドームツアーは5月16日の京セラドーム大阪から7月6日の札幌ドームまで10公演で44万人を動員する。

 平成11年にデビューし、11月に10年目に突入する嵐。“勢力”はますます拡大する。

 サンケイスポーツ
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