歌手・近藤真彦(43)の「近藤真彦~08.02.14武道館で“ひとくぎり”ケジメLive!!~」が14日、東京・日本武道館で行われた。2006年に芸能界本格復帰してから3年連続で行っていた武道館バレンタインライブを今回でひとまず終了。これまで発売したすべてのシングル44曲を歌ったほか、ゲストで登場した元「たのきんトリオ」の野村義男(43)と12年ぶりの共演を果たすなど「これぞマッチ」という集大成的なライブとなった。

 短パン、フライングに続く今年のサプライズは、「全シングル完全歌唱」だった。デビュー曲「スニーカーぶる~す」から「目覚めろ!野性」まで44枚の総売り上げ枚数1540万枚というマッチだからこそできる企画。「今年44歳になるし、44曲歌おう」と自らが提案した全曲歌唱だ。


 マッチは「今日この瞬間だけは子供の轟丞(ごうすけ)を忘れて、みんなのためだけに一生懸命歌います」とあいさつ。ジャニーズ初となる15分の休憩を設定した、3時間に及ぶロングラン。マッチは「みんなの声援が後押ししてくれて最後まで完走できた」と汗と涙をぬぐった。

 マッチのために、仲間たちも集結した。芸能界の母的存在の森光子(87)、黒柳徹子(74)、後輩の少年隊・植草克秀(41)、タッキー&翼の滝沢秀明(25)と今井翼(26)。そして何よりのプレゼントは「たのきんトリオ」として活躍したヨッちゃんこと盟友・野村の参加だ。

 マッチによれば、1カ月ほど前に野村から電話で「2月14日は空けてあるよ」と申し出があったそう。96年7月31日以来、12年ぶりのライブセッションが実現した。野村は「一昨年も去年も来たかったけど、スケジュールの都合で来られなかった。やっと念願かなった」と告白。マッチも「リハーサルでも息が合っちゃって…」との言葉通り、野村のギターと近藤の歌声との融合にファンも大感激だった。

 ユニット「MATCHY with QUESTION?」はこの日をもって解散。マッチも秋放送の「内田康夫旅情サスペンス 岡部警部シリーズ第3弾『十三の墓標』」の収録に入るが「今回でひと区切りするけれど、新しい曲をためて、充電して、いつかまた武道館に戻ってきます」と宣言していた。


デイリースポーツ
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